弱いロボット展

東京の日本科学未来館にて、「弱いロボット展」が2025年2月1日から2月2日まで開催されます。
—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—
「コミュニケーション研究に〈ロボット〉が使えるのでは?」、そんな淡い期待もあって、私たちの研究室(ICD-LAB)では、これまでたくさんのロボットを手作りしてきました。
そんな試みの中から、自らの手ではゴミを拾えないものの、まわりの子どもたちの手助けを上手に引き出しながら、結果としてゴミを拾い集めてしまう〈ゴミ箱ロボット〉やもじもじしながらティッシュを手渡そうとする〈アイ・ボーンズ〉、子どもたちに昔話を語り聞かせようとするも、時々大切な言葉を忘れてしまう〈トーキング・ボーンズ〉など、まわりとの関係性を志向する〈弱いロボット〉たちのアイディアが生まれてきたのです。
今回の「弱いロボット展」では、これまでに生み出された数多くのプロトタイプとともに、2022-2024年度に実施してきた「知の拠点」あいち重点研究プロジェクト第Ⅳ期(D6)「〈弱いロボット〉概念に基づく学習環境のデザインと社会実装」との共催で、約30タイプのプロトタイプおよび応用事例を静態・動態展示でご紹介します。
あわせて〈弱いロボット〉にゆかりのある方々やソーシャルロボットの研究者・開発者をゲストにお招きして、「ゆるい」トークセッションの場なども用意しています。
この機会に、ぜひ〈弱いロボット〉の世界をご堪能していただければと思います。
【関連イベント】
●ちょっと「ゆるい」はなし、しませんか?
~〈弱いロボット〉にまつわる裏話から最新研究まで~
会場:日本科学未来館 7F 未来館ホール
トークセッション(1)「〈弱いロボット〉は、どこから来たの?」
日時:2月1日(土) 14:00~15:30
モデレータ:塩瀬隆之(京都大学総合博物館 准教授)
スピーカー:白石正明(シリーズ「ケアをひらく」編集者)、ドミニク・チェン(早稲田大学教授)、勝野宏史(同志社大学教授)、岡田美智男(豊橋技術科学大学教授、ICD-LAB代表)
トークセッション(2)「『共棲ロボット』研究開発の現在」
日時:2月2日(日) 10:00~11:30
モデレータ:稲谷龍彦(京都大学教授、JST RInCA 稲谷プロジェクトリーダー)
スピーカー:青木俊介(ユカイ工学株式会社代表)、増田陽一郎(パナソニック E&C株式会社 NICOBOプロジェクトリーダー)、齊藤哲哉(BIPROGY株式会社総合技術研究所上席研究員)、浅田稔(大阪国際工科専門職大学副学長、大阪大学特任教授)、上出寛子(京都大学特定准教授)、阿部修士(京都大学教授)、勝野宏史(同志社大学教授)
トークセッション(3)「〈弱いロボット〉は、どこに向かうの?」
日時:2月2日(日) 13:00~15:00
キーノート・スピーチ:「人間だって、そんなに強くありません。たった一人だと…」浜田寿美男(奈良女子大学名誉教授、立命館大学上席研究員)
モデレータ:松本光太郎(茨城大学教授)
スピーカー:浅田稔(大阪国際工科専門職大学副学長、大阪大学特任教授)、麻生武(奈良女子大学名誉教授)、小嶋秀樹(東北大学教授)、岡田美智男(豊橋技術科学大学教授、ICD-LAB代表)
開催期間 |
2025/02/01(土)~2025/02/02(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 2/1は13:00~17:00、2/2は10:00~16:30 |
休館日 | 会期中無休 |
入場料 | 無料(日本科学未来館の常設展、特別展、ドームシアターの入場は別途料金が必要) |
会場 |
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会場URL | https://www.miraikan.jst.go.jp/ |
詳細URL | https://www.icd.cs.tut.ac.jp/index.php/2025/01/10/2848/ |