新しい素材や色、形によって生活に彩りを添えてくれるモノ
2020/9/15 16:15
ハッとする鮮やかな赤や紺、白の発色が印象的な布マスクは、京都の印染(しるしぞめ)工房の風呂敷はんかちブランド「印染杉下」によるすべて一点物の商品です。
商品を企画した株式会社ヒダマリの関本明子さんに、商品の特徴などについてお話を伺いました。
■背景・コンセプト
「印染(しるしぞめ)」は、織物に特有の文字や紋章、マークなどを染めつける技法のことです。商品製造時にどうしても出てしまう、小さな汚れなどにより破棄されてしまっていた生地の使用できる箇所を生かし、マスクを制作しました。
■商品の特徴
生地は、高い技術を誇るスギシタ有限会社の工房で一点一点、職人の手作業で染められています。古くから茶道などでも使用される、京都の街中に流れる地下水を使用することで、鮮やかな発色になるのが特徴です。
マスクのゴム部分は、耳あたりを良く仕上げるため、柔らかなニット生地を細く断裁した生地を使用しています。使用できる生地の場所がすべて違うため、すべて一点もののデザインになります。
きれいに染まっている場所はたくさんあるのに、破棄せざるを得ない――そんな破棄される資源を生かし、良いものに利用できないかと企画したのがこの商品です。
ちなみに初回販売分は、アマビエシール付き限定パッケージでのお届けになります。今後も、同生地を使用した商品を企画予定なので、ぜひ一度サイトを見ていただけるとうれしいです。

アマビエのシール
Photographer:阪野貴也
製造:スギシタ有限会社
ブランド:印染杉下(しるしぞめすぎした)
京都の印染工房の風呂敷はんかちブランド。「笑顔の印」をコンセプトに、笑顔が生まれるハレの場で活躍する、風呂敷やハンカチを製造している。
印染布マスク
サイズ | M:タテ約12×ヨコ約19.5cm、L:タテ約14×ヨコ約22cm |
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素材 | 本体:綿100%、紐:ポリエステル100% |
価格(税抜) | 1,800円 |
※柄はすべて一点ものとなります