Aube

2020

夜明けをテーマに日本をイメージした暁を表現した器です。

炎の色でもある赤。窯焚きをしていると、炎の色は赤黒→緋色→白と温度帯でさまざまな表情を見せます。料理をする者にとって火を操ることは切っても切り離せない行為です。多用途な器とは言えませんが、ビビッドな食材と共に盛り付けることで印象的な一皿を演出することができると考え発表しました。

取扱店舗:雨晴/AMAHARE
料理写真協力:L’évo

釋永岳(陶芸家)

釋永岳(陶芸家)

1978年富山県生まれ。2002年に東京藝術大学彫刻科を卒業。2003年に京都府立陶工専門校成形科卒業。2006年に富山市岩瀬森家土蔵群にて作陶を開始する。レストランや企業、個人向けにオーダーメイドを中心とした食器、オブジェなどの陶磁器の製造販売を行っている。2020年には彫刻作品「Spiraling Pyramidが、LACMA(Los Angeles County Museum of Art)のパブリックコレクションに加えられた。

http://gaku-shakunaga.com/

2021/2/10 10:40