古典×現代2020―時空を超える日本のアート

画像上:葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 江戸時代・19世紀 和泉市久保惣記念美術館 画像下:しりあがり寿《ちょっと可笑しなほぼ三十六景 太陽から見た地球》 2017年 作家蔵 展示期間:いずれも5月8日~6月1日 画像上:葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 江戸時代・19世紀 和泉市久保惣記念美術館
画像下:しりあがり寿《ちょっと可笑しなほぼ三十六景 太陽から見た地球》 2017年 作家蔵
展示期間:いずれも5月8日~6月1日

※新型コロナウイルス感染拡大防止にともない、会期が変更となりました(5月26日付 主催者発表)

国際的な注目が東京に集まる2020年に、古い時代の美術と現代美術の対比を通して、日本美術の豊かな土壌を探り、その魅力を新しい視点から発信する展覧会を開催します。

展覧会は、江戸時代以前の絵画や仏像、陶芸や刀剣の名品を、現代を生きる8人の作家の作品と対になるよう組み合わせ、一組ずつ8つの展示室で構成します。古典側は曾我蕭白、尾形乾山、円空、仙厓義梵、葛飾北斎ら誰もが知る巨匠の作品や、鎌倉時代の仏像、江戸時代の花鳥画、刀剣の名品を選出。現代側は、川内倫子、鴻池朋子、しりあがり寿、菅木志雄、棚田康司、田根剛、皆川明、横尾忠則ら、今の日本を代表するクリエイターたちの造形を選びました。

現代作家たちの仕事と過去の名品との関係はさまざまです。展覧会では、世界観や主題、造形、制作方法の類似を示すだけでなく、先達から得たインスピレーションや、誰もが知るイメージに基づくパロディ、古い作品を取り込んだインスタレーションなど、過去の偉業に積極的に関与していく現代の作家たちの姿にも焦点を当てます。今日の優れた表現と、今なお私たちを惹きつけてやまない古の名品の比較を通じて、単独では見えてこない新たな魅力を発見する機会になれば幸いです。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

開催期間 2020/06/24(水)~2020/08/24(月)
※イベント会期は終了しました
時間 10:00~18:00(金・土は20:00まで、2020/5/30は22:00まで/いずれも入場は閉館30分前まで)
休館日 火曜日(ただし、2020/5/5は開館)、2020/5/7
入場料 一般1,700円/大学生1,100円/高校生700円/中学生以下および障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は無料
参加アーティスト 川内倫子、鴻池朋子、しりあがり寿、菅木志雄、棚田康司、田根剛、皆川明、横尾忠則
会場
  • 国立新美術館
  • 企画展示室 2E
  • 東京都港区六本木7-22-2
お問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場URL https://www.nact.jp
詳細URL https://kotengendai.exhibit.jp