目 非常にはっきりとわからない

Photo by Max Pinckers Photo by Max Pinckers

空間を大規模に変容させる表現などで、現実世界の不確かさを人びとの実感に引き寄せる作品を展開し、国内外で大きく注目を集める現代アートチーム「目」の、美術館における初の大規模個展を開催します。

千葉県の地球磁場逆転地層(チバニアン)や、それらの地質学によって示されるように、未だに原因が解明できないような天変地異の連続の上に、私たちの現実という地表の世界は成り立っています。

本展では、展示物に加え、鑑賞者の動きや気づきを含む千葉市美術館の施設全体の状況をインスタレーション作品として展開し、突き放された現実としての美術館に人々を誘います。さまざまな状況が集積されてゆく動的な展示空間は、訪れる人々が理解していたはずの意味や本質を剥がしてゆくように、当たり前のものとしてどこか見過されているような現実世界を、新たな感覚で捉え直させる機会となるでしょう。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》

【関連イベント】
●ライブパフォーマンス
ゲストアーティスト:Jens Paldam
日時:11月23日(土・祝) 14:00~(13:30開場予定)
会場:1F さや堂ホール
定員:80名程度(立ち見のみ)
※観覧無料(要展覧会チケット)

●クロストーク
「導線の行方」
講師:目、星野太(哲学者、金沢美術工芸大学講師)
日時:11月30日(土) 14:00~(13:30開場予定)
会場:11F 講堂
定員:先着150名
※聴講無料(要展覧会チケット)

●ワークショップ
「景色の視点」
講師:目、藤木裕介(映画監督)
日時:12月7日(土) (1)13:00~15:00(2)16:00~18:00
会場:11F 講堂
定員:各回10名
※要事前申込み、参加無料(要展覧会チケット)

●クロージングトーク
「『目 非常にはっきりとわからない』展について」
講師:目、有瀧隼人(インストーラー)、平塚知仁(テクニシャン)、藤木裕介(映画監督)、川島拓人(編集者)、畑井 恵(千葉市美術館学芸員)
日時:12月28日(土) 14:00~(13:30開場予定)
会場:11F 講堂
定員:先着150名
※聴講無料(要展覧会チケット)

※そのほかのイベントや申込など詳細は公式サイトをご参照ください。

開催期間 2019/11/02(土)~2019/12/28(土)
※イベント会期は終了しました
時間 10:00~18:00(金・土は20:00まで/入場受付は閉館30分前まで)
休館日 11/5、11/11、11/18、11/25、12/2、12/9、12/16、12/23
入場料 一般1,200円/大学生700円/小中高生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
参加アーティスト
会場
  • 千葉市美術館
  • 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
会場電話番号 043-221-2311
会場URL http://www.ccma-net.jp/
詳細URL http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2019/1102/1102.html