牧野植物園がやってきた展。

牧野植物園がやってきた展。

牧野富太郎(まきの とみたろう)という、ひとりの植物分類学者がいました。牧野博士が日本中の植物を観察し、分類をするために全国を駆け巡っていたのは、いまから約100年前のことです。

「日本の植物分類学の父」と呼ばれ94年の生涯で収集した標本はなんと約40万枚にも及びます。さらに、新種や新品種など1,500種類以上もの植物を命名した牧野博士。みずから観察して描いた植物図のうつくしさでも、その名前が広まりました。

展覧会タイトルにある「高知県立牧野植物園」は高知県の山にひろがる広大な自然のなかで牧野博士のことを伝えてくれる場所です。すばらしいこの植物園をおすすめしたい気持ちをもちながら、東京・渋谷でひらく本展では牧野博士という人物と膨大なお仕事のほんのひとかけらを、入口のように紹介します。

会場にならぶ植物図の複製は50点以上。また、牧野博士の植物標本を撮影した写真家・菅原一剛さんの作品も展示。博士ゆかりの草木をつかったtretreのブレンドティーも高知からやってきます。

いまは寒くても、つぎの季節はもう春です。だんだんと春に近づいていくときのようにこころあたたかな催しになると思います。牧野博士のことをはじめて知る方にとっても興味の入口になったらうれしいです。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

開催期間 2023/02/01(水)~2023/03/05(日)
※イベント会期は終了しました
時間 11:00~20:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
参加アーティスト 牧野富太郎、菅原一剛
会場
  • ほぼ日曜日
  • 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO8F
会場電話番号 03-5422-3466
会場URL https://www.1101.com/hobonichiyobi/
詳細URL https://www.1101.com/hobonichiyobi/exhibition/5633.html