Lobby & Suite Textiles Royal Park Hotel Iconic Nagoya

2024 / 竹中工務店

「旅する、チュウブ。」というコンセプトのもと設計されたホテル空間において、ロビーおよびスイートルームのクッション類のデザインと製作を担当。中部地方に根づくものづくりの文化や風土を、布の表現として落とし込んだ。

有松鳴海絞りの技術によって生まれる揺らぎや個体差は、地域ごとに異なる風景や記憶を想起させ、滞在する中で新たな“旅”の感覚を生み出す。空間の中にさりげなく配置されたテキスタイルは、土地の文化と身体とのあいだをつなぐ媒介として機能している。

村瀬弘行(suzusan CEO/クリエイティブディレクター)

村瀬弘行(suzusan CEO/クリエイティブディレクター)

400年以上の歴史を持つ有松鳴海絞りの家系に生まれ、ドイツを拠点に活動を開始。伝統技術を現代の衣服やプロダクトへと再解釈するブランド「suzusan」を展開する。有松でのものづくりを軸に、製品開発から空間体験までを横断しながら、地域と世界をつなぐ取り組みを実践している。近年は、日本のものづくりを海外へ伝えるとともに、つくり手とつかい手が行き交う関係性を育むプロジェクトや、異分野との協働を通じて、クラフトの新たな可能性を探求している。

https://suzusan-shibori.com/

2026/3/27 13:30