心を動かす色使いや味、デザインで私たちを魅了するお菓子
2021/2/16 10:00
室町時代後期に京都で創業した、老舗和菓子ブランドの「とらや」。伝統的な技術を継承しつつ、時代に合わせた和菓子をつくり続けています。
今回ご紹介するのは、別名で「春告鳥」とも言われ、その鳴き声で春の訪れを教えてくれる「鶯(うぐいす)」をモチーフにしたお菓子です。とらや広報の奥野容子さんに、このお菓子の特徴についてお聞きしました。
■商品のコンセプト・特徴
求肥製「鶯餅」は、その名の通り、愛らしい鶯を思わせるお菓子です。
御膳餡を包んだ求肥(ぎゅうひ)の両端をつまみ、青きな粉をまぶして鶯の姿や羽色をあらわした、春ならではの趣を感じさせてくれます。御膳餡とはこし餡のことで、とらやではそれぞれのお菓子に合わせて硬さや糖度なども調整しています。
とらやの餡づくりの特徴の1つとして、渋きり(アク抜き)の回数の少なさがあります。回数を少なくすることで、小豆の味が損なわれず、風味がしっかりと感じられる餡になります。
鶯餅
価格(税抜) | 450円 |
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販売期間 | 2021年2月1日〜3月3日 |
※取扱店:【関東地方】赤坂店、東京ミッドタウン店、帝国ホテル店、日本橋店、新宿伊勢丹、玉川髙島屋S・C、アトレ目黒1、横浜そごう、TORAYA TOKYO【中部地方】御殿場店【近畿地方】京都一条店、京都四條南座店、京都髙島屋、大丸京都店