味わいたい

心を動かす色使いや味、デザインで私たちを魅了するお菓子

とらや「望の光」

まっすぐに射し込む陽の光を表現した羊羹

室町時代後期に京都で創業した、老舗和菓子ブランドの「とらや」。伝統的な技術を継承しつつ、時代に合わせた和菓子をつくり続けています。

今回ご紹介するのは、雲間から差し込む光のような、黄色のグラデーションが美しい季節の羊羹「望の光」。とらや広報の黒川さゆりさんに、この羊羹が生まれた背景や商品の特徴についてお聞きしました。

■商品が生まれた背景・コンセプト

とらやでは毎年、宮内庁が発表する歌会始のお題にちなんだ羊羹をつくっています。この「望の光」は、2020年の歌会始のお題「望」を表現しました。

黄の琥珀羹・道明寺羹・煉羊羹でまっすぐに射し込む陽の光をあらわしています。趣の異なる3種の黄が織りなす晴れやかな光は、希望に満ちた未来が広がっていることを思わせます。

■商品の特徴

琥珀羹・道明寺羹・煉羊羹と3種類の素材を使っているため、層ごとに少しずつ違う食感を楽しめるのもこの羊羹の特徴です。また、光にかざすととても美しい表情を見せるので、口だけでなく目でも楽しんでもらえる一品です。

とらや
室町時代後期に京都で創業した和菓子の老舗。「夜の梅」「おもかげ」といった羊羹や、季節の生菓子などの和菓子を取り扱っている。
https://www.toraya-group.co.jp/

望の光(中形)

サイズ 12.7×6.3×4.1cm
重さ 330g(総重量360g)
価格(税抜) 1,800円

望の光(竹皮包)

サイズ 24.5×6.0×4.0cm
重さ 330g×2(総重量 700g)
価格(税抜) 3,600円