摺摺|Fold a folder

1枚の革を折り紙のように折り畳んでできたカードケース

[PR]

日本の伝統文化である折り紙からヒントを得た、1枚の革を折り畳んでできたユニークな構造のカードケース。職人が得意とするしなやかな形をつくる技や、最新手法による細部処理のテクニックが盛り込まれている。

このカードケースは、東京・墨田区と台湾デザインセンターが共同でおこなう「ものづくりコラボレーション」によって生まれたものだ。東京スカイツリーで賑わう墨田区は、古くからさまざまな日用品の生産地として知られてきた。墨田の技術力・商品力をさらに高め、製造業や飲食店の活性化を進めるため、2010年からはじまったブランド戦略のひとつがこの「ものづくりコラボレーション」だ。クリエイターと高い技術を持った墨田区の製造企業をマッチングし、新商品開発をおこなっている。

つくり手は墨田区にある老舗レザーメーカー「株式会社二宮五郎商店」が、デザイナーは台湾のデザイン事務所「AGUA Design」が担当した。

二宮五郎商店にて、

二宮五郎商店にて、AGUA Designが見学している様子

墨田区産業振興課の植村聡さんは、「これまで日本のデザイナーとは実績があったのですが、台湾デザインセンターの方からお話をいただき、一緒に新商品開発を行うことになりました。2015年からスタートし、翌年に台湾で開催されたデザインイベント『ワールド・デザイン・キャピタル』では、試作品として5商品を発表し、大変好評でした。その後ブラッシュアップをし、商品化に進みました。今年10月には『台湾デザインエキスポin台南』にも出展させていただきました」と、手応えについて話す。

お互いの試行錯誤を経て、シンプルでありながら、細かい工夫やディテールが隠されていて、使い手のセンスが光る一品が誕生した。

製作:株式会社二宮五郎商店

1946年、東京墨田区に創業した老舗レザーメーカー。厳選した革素材を、技術の高い職人がひとつひとつ手づくりで制作をおこなっている。

デザイン:AGUA Design

1994年に設立した、台湾に居をかまえるデザイン会社。文具やアイデア商品のデザイン、商業設計などを手がける。多くの人々のためにデザインと生活の調和を提供することを目指している。

摺摺 Fold a folder

素材 本革
価格(税込) 6,264円

※価格は変動する場合があります。
※販売は、メーカーへ直接お問合ください。今後は東京スカイツリータウンにある「すみだ まち処」などを予定。