STAY

折ったり切ったり、用途に合わせて使える紙器

インテリア小物の収納、野菜やお菓子の保存、ダストボックスなどいろいろなシチュエーションで使用できる紙器。かみの工作所から発売された「STAY」は、これまでありそうでなかったプロダクトだ。デザインは、自身もプロダクトブランドを手がける大植亜希子さん。

薄手の紙の袋に厚手の紙の底板を組み合わせることで、重心が安定する新しい形になっている。底板部分の円形の外枠を回転させ、クリップのようにカチッと固定することで袋部分が平面から立体に立ち上がる。

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また、入れるものに合わせ、折ったり切ったりして袋の高さを調節することも可能だ。サイズはSサイズとLサイズの2種類。袋の色は白とグレーの2種類で、底板の色は青、黄、緑の中から選ぶことができる。

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洋服が傷つかない、挟むブローチ
https://www.japandesign.ne.jp/products/2016/11/23166/

デザイナー:大植亜希子

プロダクト・ジュエリーデザイナー。1982年大阪生まれ。金沢国際デザイン研究所(KIDI)を卒業後、オランダ「Design Academy Eindhoven」に編入。在学中にミラノでのインターンを経て卒業後に帰国し、家具メーカーに勤務。2010年より「Oue」を設立。2012年には吉行良平と協同レーベル「Oy(オイ)」をスタート。セルフプロダクションやクライアントワークを中心に、素材の可能性を模索しながらテストを重ねて商品開発を行う。

STAY

サイズ S:W310×H470mm(袋)、直径165mm(底)/L:W455×H620mm(袋)、直径230mm(底)
パッケージサイズ S:W200×H225mm/L:W280×H300mm
カラー 全6色
内容 1枚入
素材 テーラー、クローバーボード、チップボール
価格(税抜) S:1,200円/L:1,900円