独自のスチームテクノロジーと完璧な温度制御により、窯から出したばかりの焼きたての味を再現できるというトースターが発売された。

美味しさを再現するからくりは以下。

まず、付属の5ccカップで小さじ1杯分の水を本体上部の給水口に注ぐ。運転が始まるとスチームが庫内に充満し、パンの表面は薄い水分の膜で覆われる。水分は気体よりもはるかに速く加熱されるため、パンの表面だけが軽く焼け、中に水分が閉じ込められる。そのため、表面は香ばしく焼き上がるが、中は水分をたっぷり含んだ、「外はサクッと、中はふんわり」という食感ができあがるという。

パンの中の柔らかさと風味がよみがえる60度前後の温度、表面がきつね色に色づき始める160度前後、そして焦げ付きが始まる220度前後の温度帯。以上の3つの温度帯を制御することで美味しいトーストが焼き上がる。

また、それぞれのパンに合わせた4つのモードと従来のトースタ－と同じクラシックモード設定があるのも嬉しいポイントだ。普通の食パンと上に具材が乗っている食パン、クロワッサンでは中が温まり始める温度や表面が色づき始める温度が異なるため、それぞれの美味しさを引き出す仕組みになっている。