2024年プリツカー建築賞は、山本理顕が受賞

Riken Yamamoto, photo courtesy of Tom Welsh Riken Yamamoto, photo courtesy of Tom Welsh

2024年のプリツカー建築賞を建築家・山本理顕が受賞した。日本人としては、これまでに磯崎新(2019年)、坂茂(2014年)、伊東豊雄(2013年)らが受賞しており、今回で9人目となる。

山本は1945年に今の中国・北京で生まれ、日本の大学で建築を学び、現在は東京藝術大学などで客員教授を務める。代表的な作品に、「埼玉県立大学(1999年)」「はこだて未来大学(2000年)」「広島西消防署(2000年)」「横須賀美術館(2006年)」「福生市役所(2008年)」などがある。

建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞は、毎年、建築を通じて人類や建築環境に多大な貢献をした存命の建築家に贈られる。賞金10万米ドルと銅メダルが授与されるほか、2024年5月16日にはイリノイ工科大学のクラウンホールにて、受賞者講演会が一般公開される予定だ。

https://www.pritzkerprize.com/laureates/riken-yamamoto