建築模型展 ―文化と思考の変遷―
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建築の模型なるものは、古くから先例や手本の蓄積であるとともに、建築文化を伝達する媒体としての役割を果たしてきました。時代を下って、現代建築においては、試行のツールとしてはもちろん、材料や技術の発展と並行し、建築家の多様な模型表現がみられるようになり、建築模型は建築そのものの表現や概念に影響を与えてきたともいえます。また、昨今では、様々なデジタルツールの発展に伴い、建築模型の在り方も変化をみせています。
本展では建築模型そのものに着目し、古代から現代までを総覧することで歴史的な文脈の中で模型がどのような役割を果たしてきたのかを考察し、その意義に迫ります。
古墳時代の家形埴輪、江戸時代に制作された延岡城木図、建築家・磯崎新によるアンビルトの模型「東京都新都庁舎計画」、三分一博志による「直島町ホール」風洞実験模型、構造家川口衞による「パンタドーム構法模型」など現代建築家・構造家による建築模型を含む20点以上の模型作品を展示。また、会期中には来館者とともに「模型制作」を体験できるイベントも開催予定。展覧会を通じて、来場者の皆さんと一緒に、建築模型そのものの価値を再考するとともに、模型に触れることの楽しさを共有する機会を創出します。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋》
【関連イベント】
●ギャラリーツアー「建築模型ってなんだろう?」
講師:出展建築家、WHAT MUSEUM 建築倉庫プロジェクトスタッフ
●みんなの「広場」を建築模型でつくろう!
講師:オンデザインパートナーズ
日程:7月中旬~8月下旬
●古墳時代にタイムスリップ – 家形埴輪を知ろう! –
講師:深澤太郎(國學院大學博物館 准教授)
日程:7月上旬~9月下旬
●手元で賞(め)でる茶室の世界
講師:三井 嶺(建築家)
日程:7月上旬~9月下旬
開催期間 |
2022/04/28(木)~2022/10/16(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 11:00~18:00(入館は閉館1時間前まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合、翌火曜日休館)、7/4~8/5 |
入場料 | 一般1,200円/大学生・専門学校生700円/高校生以下無料 |
参加アーティスト | 相田武文、秋吉浩気|VUILD、磯崎新、オンデザインパートナーズ、川口衞、隈研吾+篠原聡子、SANAA 妹島和世+西沢立衛、三分一博志、瀧澤眞弓、noiz、藤森照信、山田紗子 他 |
会場 |
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会場URL | https://what.warehouseofart.org/ |
詳細URL | https://what.warehouseofart.org/exhibitions/architecturalmodel/ |