麻布台ヒルズギャラリー開館記念展「オラファー・エリアソン展」が11月24日から開催

オラファー・エリアソン《蛍の生物圏(マグマの流星)》2023年 撮影:Jens Ziehe 《蛍の生物圏(マグマの流星)》2023年 撮影:Jens Ziehe

麻布台ヒルズギャラリー開館記念展「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」が、2023年11月24日から2024年3月31日まで開催される。

オラファー・エリアソンは、ジャンルを横断する多様な作品だけでなく、環境問題などの社会的課題への積極的な取り組みでも世界的に注目されているアーティスト。大型インスタレーションをはじめとするエリアソンの作品は、自然現象やその要素である色や光、動きが導く知覚体験を通して、世界の在り方や自然との関係性についての新たな解釈をうながす。

本展では、新作のパブリックアート『相互に繋がりあう瞬間が協和する周期』で取り組んだ主題を軸に、新作インスタレーションや水彩絵画、ドローイング、立体作品を通し、線や振る舞い、動きなどのモチーフを探求。自然現象から幾何学、物理や動作パターン、色彩学に関する研究に裏付けられた、知覚に訴えかける作品群が紹介される。

また、記念展開催にともない、スタジオ・オラファー・エリアソン・キッチンとコラボレーションするカフェ「THE KITCHEN」も麻布台ヒルズギャラリーカフェにオープン。カフェのテーマは「一つの料理を空間にいる人たちとシェアする体験」。シェフを務めるのは、在日フランス大使館で副料理長として腕を振るった経験をもつ増谷武士。可能な限り有機栽培の国産食材を使用し、ヴィ―ガンやベジタリアンに対応した料理を提供する。

https://www.azabudai-hills.com/azabudaihillsgallery/sp/olafureliasson-ex/ticket/