第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で、山名善之キュレーションの「日本館」が特別表彰を受賞

第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で、山名善之キュレーションの「日本館」が特別表彰を受賞

第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で、国際交流基金が主催し、山名善之をキュレーターに迎えた「日本館」が特別表彰(Special Mention)を受賞した。

今年の「日本館」の展示は、「en [縁]:アート・オブ・ネクサス」と題し、高度経済成長終焉後の現代日本において、新しい価値を求めて活動する若い世代の建築家たちの実践を3つのテーマから紹介する内容だ。

出展作家は以下のとおり。
菱川勢一/mnm(常山未央)/西田司+中川エリカ/成瀬・猪熊建築設計事務所(猪熊純、成瀬友梨)/仲建築設計スタジオ(仲俊治、宇野悠里)/能作アーキテクツ(能作文徳、能作淳平)/miCo.(今村水紀、篠原勲)/レビ設計室(中川純)/増田信吾+大坪克亘/青木弘司建築設計事務所(青木弘司)/403architecture [dajiba](辻琢磨、橋本健史、彌田徹)/BUS(伊藤暁、坂東幸輔、須磨一清)/ドットアーキテクツ(家成俊勝、赤代武志、土井亘)

会場デザイン:teco(金野千恵、アリソン理恵)

日本館の特別表彰受賞は、2013年の第55回ヴェネチア・ビエンナーレ美術展での田中功起以来となる。建築展では、磯崎新と伊東豊雄がこれまでパヴィリオン賞(金獅子賞)を受賞している。