解体された国立競技場の青いシートが、3組のデザイナーによって新しい椅子に

解体された国立競技場の青いシートが、3組のデザイナーによって新しい椅子に

1958年に開場し、1964年の東京オリンピックのメインスタジアムとして使われた「国立競技場」。2014年に閉場し、今もなお多くの人々の記憶に残る場所だ。

2015年の解体に先立ち、この特別な場所から取り外し、保管しておいた自由席のシートが、ドリルデザイン、白鳥浩子氏、鈴木元氏の3組のデザイナーの手によって新たに椅子に生まれ変わった。この歴史的遺産とも呼べそうな青いシートを使って、「スツール」「チェア」「2人掛けのベンチ」をデザイン。それぞれ個数限定で販売される。

設計と製造はカリモク家具が担当。商品にはカリモクのロゴの焼き印が押され、このシートが国立競技場で使われていたことを証明するプレートが付属する。

http://t.pia.jp/feature/sports/sayonaragoods/