Flatways 本山真帆 山田悠太朗 二人展

2022 / centre inc.

centre projectにて、本山真帆と山田悠太朗による二人展「Flatways」を開催。「平面」を起点に、両者が継続してきた造形表現と、社会実装における新たな接続点を模索する試みです。

本山は、はじめに立体を創造し、展開図に落とし込んだのち、再度紙箱として組み立てるという工程の中で、平面と立体が交差するその「あわい」を考察。山田は紙を支持体にしながら、自身の絵画制作と紐付けたごく薄いマテリアルの層に存在する、視覚的表現や触覚的体験を描出。

会場ではこれらのプロセス・成果物・展開例などが同座し、両者の行為が連関することにより、インスタレーションとして立ち現れる展示構成を目指しました。

flat・ways –(副詞)平らに、平面に

展示会場:centre project

本山真帆(デザイナー)

本山真帆(デザイナー)

1992年生まれ。首都大学東京(現 東京都立大学)大学院 システムデザイン研究科 卒業。2017年より日本デザインセンター 三澤デザイン研究室に勤務。2023年よりフリーランスとして活動開始。三澤デザイン研究室では、展覧会のプロジェクトに多く関わる。平面と立体を交差するデザインを追求。ウィンドウディスプレイデザインや、紙立体を用いたデザインなどをおこなう。個人の活動として、展開図から、紙の箱をつくり続けている。

https://mahomotoyama.com/

2024/4/10 13:30