第180回 NOSIGNER (デザインファーム)

[桐山登士樹の推薦文]

この数年、NOSINGER(ノザイナー)を率いる太刀川瑛弼さんの活動に注目してきた。PUBLIC/IMAGE.3Dのインタビューの中で、太刀川さんは次のように話している。「人間にとって建築がどういうものなのかということを考えていくうちに、徐々に人間の認知について興味が強まっていきました。…もちろん表現の部分も大切だけど、そこでどんなコミュニケーションが起きるかということがデザインの本質です」 まさにこの数行の言葉の中にNOSINGERが何を求め思考しているかが分かる。ただ、時代の表現は多元になってきている。この複雑なコンテンツを表現にどう置き換えているのか、一つ一つの作品がとても興味深い。

designディレクター桐山登士樹

桐山登士樹

デザインディレクター

デザインの可能性を探っていきたい。そんなことを考えて30年。さまざまなプロジェクトを通じて、デザインの力をアピールしています。

NOSIGNER(デザインファーム)

NOSIGNER(デザインファーム)

NOSIGNERはソーシャルデザインイノベーション(社会や未来に良い変化をもたらすためのデザイン)を生み出すことを理念としたデザインファームです。大きな問いを見出し、社会に必要な美しい関係性を設計できるチームでありたい。そんな思いから、「見えないものをデザインする人」を意味する「NOSIGNER」として、デザイン活動を続けています。 グラフィック・プロダクト・空間などのデザイン領域にとらわれず、ビジネスモデルの構築やブランディングを含めた総合的なデザインを手がけています。また、災害時に役立つデザインを共有する「OLIVE PROJECT」をはじめとしたオープンソースデザイン、地場産業、科学技術、教育、サステナビリティ、文化交流などの分野で社会に意義のあるイノベーションを生み出しています。
http://www.nosigner.com/