第162回 松崎マナ (ジュエリーデザイナー)

[桐山登士樹の推薦文]

三年前、日本を代表するジュエリーデザイナー石川暢子さんのご紹介で日本ジュエリー協会の海外展開を担うこととなった。ジュエリーデザインには門外漢の私だが、業界の問題点は直ぐに見いだすことが出来た。今年の1月に石川暢子先生は突然他界してしまったが、こうした縁で知り合ったのが松崎マナさんである。松崎さんのご両親もジュエリーデザインの一線で活躍されている方なので、そういう星の元に生まれた人である。デザインは、ダイナミックな表現と繊細な表現をバランスよく相生させている。やはりNYの本場で学んだだけにジュエリーの国際的な基準、表現、意味をよく認識している。業界的には厳しい環境下にあるが、数々の賞や香港ジュエリーフェア等への出展で国際的にバイヤーから注目される様になった。迷うことなく世界の檜舞台で高い評価を勝ち取って欲しい。

designディレクター桐山登士樹

桐山登士樹

デザインディレクター

デザインの可能性を探っていきたい。そんなことを考えて30年。さまざまなプロジェクトを通じて、デザインの力をアピールしています。

松崎マナ(ジュエリーデザイナー)

松崎マナ(ジュエリーデザイナー)

東京生まれ。金泥作家を祖父に、ジュエリーデザイナーを両親に持ち、幼い頃より宝飾品や美術品に囲まれて育つ。立教大学法学部在学中よりジュエリーメーキングを学び、同大学卒業後、KIDIパーソンズ・プロダクトデザイン科修了。2001年ニューヨークに渡米。Parsons The New School for Designプロダクトデザイン科を経て、2004年F.I.T.ニューヨーク州立ファッション工科大学ジュエリーデザイン科卒業。2006年「生命の痕跡」をテーマにオリジナルブランド『LATREIA(ラトレイア)』を発表。?日本ジュエリー協会主催『JJAジュエリーデザインアワード2011』で厚生労働大臣賞を受賞。『サザビーズ・オークション』より出品依頼を受けた経験もあり、正統派から個性派まで様々なファインジュエリーを手掛ける事の出来る若手デザイナーとして注目を集め、山口遼氏の著書『日本のトップジュエラー』にも最年少で紹介されている。
http://www.latreia.jp