「多摩美の版画、50年」展

横尾忠則[腰巻お仙 忘却編]1966年 1090×790㎜ 横尾忠則[腰巻お仙 忘却編]1966年 1090×790㎜

多摩美術大学における版画教育が、絵画科油画専攻に設置された版画教室から始まり、その後、油画専攻から独立した版画専攻が開設され、2020年に50年を迎えたことを記念して、日本における版画の多様な流れに本学がどのように関わってきたかを振り返るとともに、版画の特質と領域横断的なメディアとしての可能性を探る展覧会を開催いたします。

本展では、多摩美術大学の教育研究に関わり、ゆかりのある作家やデザイナーの版画作品を、「版画のコア」「版画と絵画」「版画と写真」「版画ともの派」「版画と現代美術」「版画とデザイン」の6つのテーマに分類して展示いたします。これらの各テーマを通じて、版画がどのような可能性をもって拡がり、そして本学がどのように関わってきたかを概観しながら、版画が終始陥りやすい偏狭な技術論から離れ、このメディアが本来持っている豊かさとは何かを浮き彫りにしていきます。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

【関連イベント】
●「描くことと版画」
※版画専攻YouTubeで公開予定
日程:1月25日(月)
講師:入江明日香(銅版画家)、古谷博子(版画家、多摩美術大学 教授)、佐竹邦子(版画家、多摩美術大学 教授)

●「写真←→版画←→現代美術」
日時:1月30日(土) 15:00~
講師:三田健志(美術家)、鷹野健(美術家、多摩美術大学 非常勤講師)、大島成己(美術家、多摩美術大学 教授)、迫鉄平(美術家、多摩美術大学 専任助手)

●「版画と絵本、アートブック」
日時:1月31日(日) 15:00~
講師:田中清代(絵本作家)、山田志麻子(うらわ美術館 学芸員)、大矢雅章(版画家、多摩美術大学 准教授)

開催期間 2021/01/06(水)~2021/02/14(日)
※イベント会期は終了しました
時間 10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日 火曜日
入場料 一般300円/障がい者および付添者、学生以下は無料
参加アーティスト 駒井哲郎、吹田文明、深沢幸雄、靉嘔、池田満寿夫、小作青史、舩坂芳助、森野眞弓 他
会場
  • 多摩美術大学美術館
  • 東京都多摩市落合1-33-1
会場電話番号 042-357-1251
会場URL http://www.tamabi.ac.jp/museum/
詳細URL http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/hanga/50th/