杉戸 洋「frontispiece and end leaf チリと見返し」

©Hiroshi Sugito 写真:千葉小夜子 photo by Sayoko Chiba©Hiroshi Sugito 写真:千葉小夜子 photo by Sayoko Chiba

近年、国内の美術館での個展を続けて開催し、活躍の場を広げている杉戸洋。2015年には宮城県美術館「天上の下地 prime and foundation」と、静岡のベルナール・ビュフェ美術館にて「frame and refrain」、2016年には豊田市美術館において「こっぱとあまつぶ」、そして2017年東京都美術館にて個展「とんぼ と のりしろ」が行われている。杉戸はいまや、今日の日本の美術を語る上で欠かすことのできない重要な作家の一人であるといえるだろう。

小山登美夫ギャラリーでは6年ぶりの個展となる本展は、東京都美術館での個展「とんぼ と のりしろ」と同時期に、また違う視点で空間をとらえ、壁面構成を活かした展示が行われる。鑑賞者は杉戸の作品、世界観から、世界は一つの方向や視点からではなく、さまざまな角度から構築され、変化し、連鎖し続ける多面的なものであることをあらためて気づかされる。

また同時に、純粋に作品を見るということの楽しさ、喜び、そして普段の意識から解放され、新たな想像力を生み出す自由さも味わうことができるのである。杉戸は、自らが体験し、とらえた現象世界の知覚を作品にあらわそうと真摯に探求し続けており、これからも常に変化し続ける世界の流動性を描くために、既成概念を超えた自由な杉戸の表現の考察、実験はさらに続けられるだろう。

開催期間 2017/08/05(土)~2017/09/02(土)
時間 11:00~19:00
休館日 日曜日、月曜日、祝日
入場料 無料
参加アーティスト 杉戸洋
会場
  • 小山登美夫ギャラリー
  • 東京都港区六本木6-5-24 complex665ビル2F
お問い合わせ 03-6434-7225
会場URL http://tomiokoyamagallery.com/
詳細URL http://tomiokoyamagallery.com/exhibitions/frontispiece-and-end-leaf/