百瀬文 口を寄せる

《Social Dance》2019年 シングルチャンネル・ビデオ、10 分33 秒《Social Dance》2019年 シングルチャンネル・ビデオ、10 分33 秒

十和田市現代美術館では、百瀬文の個展「口を寄せる」を開催します。百瀬は主に映像作品で、他者とのコミュニケーションの中で生じる不均衡をテーマとし、身体・セクシュアリティ・ジェンダーを巡る問題を追究しています。

本展では、女性声優をテーマにした新作サウンド・インスタレーション《声優のためのエチュード》を発表します。この作品は、「声」だけが聞こえ、性別を判断できるキャラクターの容姿やしぐさが映し出されたアニメーションがありません。映像と切り離された「声」は、性別を超えた流動的な存在として表れます。新作の他に、耳の聞こえない女性と耳の聞こえる男性との触れ合いに生じるすれ違いが映し出されている《Social Dance》や、百瀬の父親が百瀬の書いた173問の質問項目に口頭で答えていくなかで、その回答が父親の意志から離れていく《定点観測(父の場合)》など、性別や世代の異なる他者との関係やその背後にある見えない存在や抑圧が映し出された作品を出展します。展覧会タイトルの「口を寄せる」は、他者に寄り添う動作を連想させますが、「声」がさまざまな身体を行き来していく様子にもつながります。

存在しているのに、抑えつけられ、ないものとされていたさまざまな「声」に、耳を傾けてみてください。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

【関連イベント】
※料金無料(要企画展チケット)、事前予約優先

●アーティスト・トーク[百瀬文]
日時:12月10日(土) 14:00~15:00
会場:十和田市民図書館 多目的研修室

●学芸員によるギャラリートーク
日時:12月17日(土) 14:00~15:00、2023年1月21日(土) 13:00~14:00
会場:十和田市現代美術館 企画展示室

●百瀬文 映像作品《Flos Pavonis》上映会
日時:2023年3月4日(土) 17:00~18:00
会場:十和田市現代美術館 休憩スペース(カフェ)

開催期間 2022/12/10(土)~2023/06/04(日)
時間 9:00~17:00(入場は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(祝日の場合はその翌日、ただし2023年1/2は臨時開館)、12/27~2023/1/1、1/10~1/19
入場料 1,800円(常設展込み)/高校生以下無料
参加アーティスト 百瀬文
会場
  • 十和田市現代美術館
  • 青森県十和田市西二番町10-9
会場電話番号 0176-20-1127
会場URL https://towadaartcenter.com/
詳細URL https://towadaartcenter.com/exhibitions/momose-aya/