堀内誠一 絵の世界

堀内誠一 絵の世界

堀内誠一は、若いころからデザイナーとして研鑽を積み、時代をリードするアートディレクターとして活躍しました。その一方で、1958年(昭和33)に初めての絵本「くろうまブランキ―」を世に出します。その後も「ぐるんぱのようちえん」や「たろうのおでかけ」、「こすずめのぼうけん」など数多くの人気絵本を生み出しました。「絵本作家の道こそ運命が決めた本命」と本人が語ったように、その54年の人生は、絵を描くことと共にありました。

2022年(令和4)、生誕90年を迎えることを記念して、その画業全般を回顧する展覧会を全国で開催します。神奈川近代文学館で開催する本展では、関わりの深い文学者との交流にも焦点をあてます。

戦後、激動する社会のなかで、「絵」というヴィジュアルが持つ力を、広告やデザイン、イラストなど様々な分野で発揮させた堀内。その作品世界を見つめれば、20世紀という時代において、絵本や雑誌といったカルチャーがいかに変遷し、発展を遂げてきたかも浮き彫りになることでしょう。伝説のアートディレクターであり、デザイナーであり、絵本作家でもあった堀内誠一の、ときに愛らしく、時に鋭くアヴァンギャルドな絵の世界をお楽しみ下さい。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

【関連イベント】
●記念トーク「絵を愛した父」
日時:9月11日(日) 14:00開演(13:30開場)
トーク:堀内花子(堀内誠一 長女)
聞き手:林 綾野(本展キュレーター)
会場:神奈川近代文学館 展示館2Fホール
料金:一般1,000円(友の会会員800円)
※要事前予約

●記念講演会「堀内誠一 絵の旅・文の旅」
日時:9月17日(土) 14:00開演(13:30開場)
講師:巖谷國士(仏文学者、美術批評家、旅行作家)
会場:神奈川近代文学館 展示館2Fホール
料金:一般1,000円(友の会会員800円)
※要事前予約

●ギャラリートーク
日時:9月2日(金)、9月9日(金)、9月16日(金) 各日14:00~
※参加無料(要展示観覧料)、申込不要

開催期間 2022/07/30(土)~2022/09/25(日)
※イベント会期は終了しました
時間 9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(9/19は開館)
入場料 一般600円/65歳以上・20歳未満・学生250円/高校生100円/中学生以下は無料
参加アーティスト 堀内誠一
会場
  • 神奈川近代文学館
  • 第2・3展示室
  • 神奈川県横浜市中区山手町110
会場電話番号 045-622-6666
会場URL https://www.kanabun.or.jp/
詳細URL https://www.kanabun.or.jp/exhibition/16710/