「出来事との距離―描かれたニュース・戦争・日常」展
ニュースや戦争を描いた作品に触れるとき、時代や立場によって表現できることが違うことに気づきます。また当事者として経験したことも、時が経ってからやっと伝えられることがあるでしょう。
例えば同時代の事件を描けなかった江戸期の浮世絵は、故事や古典になぞらえて時事を伝えようとしました。また自身の軍隊経験を描いた浜田知明は、時を経るにつれ戦争の構造に迫る作品も発表していきます。
展覧会ではこうした視点から町田市立国際版画美術館収蔵品を紹介するとともに、若手アーティストたちの作品も展示。なかでも特集する松元悠は、メディアやSNSが伝えるニュースの現場を訪れて想像を働かせ、当事者の姿を自画像で描くことで、日常と地続きにある「事件と人間の不可解さ」に分け入ります。
本展を通じて過去、現在のアーティストが「出来事との距離」にいかに向き合ってきたかを探ります。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋》
【関連イベント】
●アーティスト・トーク
日時:6月17日(土) 14:00~(45分程度)
出演:松元悠(美術家、版画家)
会場:講堂
※要本展当日有効観覧券
●学芸員によるギャラリートーク
日時:6月18日(日)、7月1日(土) 各日14:00~(45分程度)
担当:町村悠香(本展担当学芸員)
会場:企画展示室
※要本展当日有効観覧券
●プロムナード・コンサート
日時:7月16日(日) 13:00~、15:00~(各回30分程度)
演奏:江澤隆行(ピアノ)
会場:エントランスホール
※参加無料
開催期間 |
2023/06/03(土)~2023/07/17(月) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~17:00(土日祝は17:30まで/入場は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(7/17は開館) |
入場料 | 一般800円/大・高生400円/中学生以下無料 |
参加アーティスト | フランシスコ・ゴヤ、月岡芳年、小林清親、畦地梅太郎、浜田知明、馬場檮男、石井茂雄、郭徳俊、松元悠、土屋未沙、小野寺唯、ソ・ジオ 他 |
会場 |
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会場電話番号 | 042-726-2771 |
会場URL | http://hanga-museum.jp/ |
詳細URL | http://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2023-537 |