ひもをうむ、あむ、くむ、むすぶ

20世紀の映像百科事典をひらく 映像のフィールドワーク展 vol.2

ひもをうむ、あむ、くむ、むすぶ

東京の生活工房ギャラリーにて、「ひもをうむ、あむ、くむ、むすぶ」が2023年10月22日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

1952年、第2次世界大戦の敗戦後間もないドイツの国立科学映画研究所で、ある壮大なプロジェクトが始まりました。その名は「エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ」(以下、ECフィルム)。世界中の知の記録を集積することを目指した、“映像による百科事典”です。以降40年近くの歳月をかけ、あまたの研究者やカメラマンが世界各地に派遣され、その地に生きる人々の暮らしや儀礼、動植物の生命活動をフィルムに収めました。映像の総数は、実に3,000タイトル以上にも及びます。

2019年春、生活工房で開催した「映像のフィールドワーク展」の第二弾である本展は、ECフィルムの中から、績む 編む 組む 結ぶ 撚る 綯う 織る、という「ひもづくり」にまつわる映像約50作品(会期中入替あり)を展示上映し、身近にある植物や獣毛を素材に、衣服から住居まであらゆるものを生み出してきた人間のものづくりの原点を辿る展覧会です。

ECフィルムには、遠い昔の遠い国の人が紡いだ、美しい手仕事の時間が記録されています。本展では、そのタイムカプセルを21世紀に開き、映像を「みて」草や古布など生活の中から素材を採集して「やってみる」、そして自分の「手から考える」ことを実践するワークショップも行います。映像をフィールドワークすることの愉しさと「みる、やってみる」のアイデアを散りばめた展覧会へ、ぜひご来場ください。

【関連イベント】
●ワークショップ「映像をみる、やってみる」
会場:ワークショップルームA、B
対象:小学3年生以上~大人(小学校3年生は保護者と参加)
参加費:1,000円(保護者は無料)
定員:20名(抽選)
※要申込

(3)たばねる
日時:8月26日(土) 10:30~16:30
ゲスト:ながはたじゅんぺい(民俗行事の写真を撮っています)

(4)あむ
日時:9月16日(土) 10:30~16:30
ゲスト:本間一恵(かご編みの制作と研究をしています)

(5)くむ むすぶ
日時:9月18日(月・祝) 10:30~16:30
ゲスト:西村優子(紙の造形作家)

(6)あむ から おる へ
日時:10月1日(日) 10:30~16:30
ゲスト:EC活用プロジェクト

開催期間 2023/07/25(火)~2023/10/22(日)
※イベント会期は終了しました
時間 9:00~21:00
休館日 月曜日(祝日を除く)
入場料 無料
会場
  • 世田谷文化生活情報センター 生活工房
  • 3F ギャラリー
  • 東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー
会場電話番号 03-5432-1543
会場URL https://www.setagaya-ldc.net/
詳細URL https://www.setagaya-ldc.net/program/563/