Future Past 2323

2023 / 奥能登国際芸術祭2023

奥能登国際芸術祭2023のインスタレーションワーク。時を経た道具に宿る未来への郷愁として2323年、300年先の宇宙世紀において遺物となった古民具の変容はより新鮮な生命感をまとい、銀河を行き交う人々に寄り添う道具になるのではないだろうかという想像を巡らせ、石川県珠洲市の吉ヶ池地区にある古民家を舞台に、未来世紀を創造したインスタレーションと物語を紡ぎました。

撮影:中島光行 、岡村喜知郎

原嶋亮輔(デザイナー/アーティスト)

原嶋亮輔(デザイナー/アーティスト)

1980年生まれ。石川県金沢市でデザインを学び、2002年に渡米し、Parsons school of Designのファニチャー学科を修学。帰国後、デザイナーとして、工芸/産業分野をまたぎ、多岐にわたる商品開発ブランディングやデザインプロジェクトに携わる。2018年より古道具の「時を経た変容/変化(へんげ)」をテーマにしたSTILLIFEシリーズで、コンテンポラリーデザインの活動を展開。2022年より金沢クラフトビジネス創造機構の工芸ディレクター就任、工芸作家のビジネス支援やプロジェクトディレクションに従事。2023年、奥能登国際芸術祭・参加アーティスト、金沢21世紀美術館特別展「チョコレート 至高の名を与えられしもの」参加作家/企画ディレクション/キュレーターを務める。

https://ryosukeharashima.com/

2024/9/25 18:30