関川航平 (美術作家)

本能的に「この人、知っておかないとまずい!」と思わされた、美術作家の関川航平さん。会期中に風邪をひいて治すまでをおこなうパフォーマンスや、実際には存在しないモチーフを入念に描き込んでいくドローイングなど、柔和な雰囲気とは裏腹に、ある種の熱に浮かされたような作品を発表しています。ともすれば見過ごしてしまうようなことをテーマに、時間と身体を深く使い、自らルールを課して表現する関川さん。30代、40代になったときにどんな作品やパフォーマンス、はたまたまったく別の道に進んでいるのか、今から楽しみでなりません。

(JDN編集部)

MY定番アイテム
黒くてデカいリュックサック(パソコンとか着替えとかたくさん入る)
仕事に欠かせない道具
湿布(腰が痛いので)
あなたの憧れの人物
保坂和志
いま行きたい場所
実家、の猫に会いたい
インスピレーションの源
移動する(歩く、電車に乗る、引っ越す、など)
関川航平(美術作家)

関川航平(美術作家)

1990年宮城県生まれ。2013年に筑波大学芸術専門学群特別カリキュラム版画コース卒業。2014年「ゲンビどこでも企画公募2014」八谷和彦賞・観客賞受賞。2016年「第14回グラフィック 1_WALL」グランプリ受賞、2017年「SICF18 PLAY」最優秀賞受賞。

http://ksekigawa0528.wixsite.com/sekigawa-works