2012年に創刊した、年2回刊行の文字デザイン誌「Typography」。10号となる今号の特集は「日本語のロゴとタイトル」です。
パッケージやブランドの日本語ロゴをデザインしたデザイナーへのインタビュー、筆文字ロゴの書家の作品リスト、タイトル文字デザインのコツ、タイトル文字に使える書体リスト、フォントをロゴとして使う場合の使用規約など、デザインワークに役立つ情報を掲載しています。
また、特大のタイトル文字から極小のキャプションまで使える書体の小冊子「オプティカルサイズ書体見本帳」と、書体会社モリサワの小冊子「MORISAWA PASSPORT Magazine vol.2/type-in&font-in」の2冊の付録つきです。
宮後優子(編集担当)おすすめコメント
文字としての読みやすさとグラフィックとしての強さが同時に求められるロゴやタイトル文字。日本語のロゴやタイトル文字を必要とされる機会は多いものの、ゼロからつくるのは難しく、苦手としている方も多いのではないでしょうか?
今回の特集では、ロゴやタイトル文字に焦点をあて、デザイナーの制作事例、知っておきたいデザインのポイント、既存のフォントをロゴで使う際の条件などを紹介します。使うサイズによって書体のデザインが変わるオプティカル・サイズの考え方も解説し、大きく使われる文字のあり方について考察します。
また、今号では特別に2冊の小冊子が付録としてついてきます。本誌オリジナルの書体見本帳小冊子と書体会社モリサワの小冊子です。デザイナーの皆さんはもちろん、ロゴやタイトル文字を依頼する立場の方々にもぜひ読んでいただきたい一冊です。
発行 | グラフィック社 |
---|---|
著者 | グラフィック社編集部 |
編集 | 宮後優子 |
デザイン | TAKAIYAMA inc. |
仕様 | B5版、128ページ |
価格 | 2,000円(税抜) |
ISBN | 978-4-7661-2964-9 C3070 |