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「animism」(精霊崇拝)をテーマに作品を創ろうと考えていた。また、「animism」(精霊崇拝)と、「animation」(アニメーション)、「animate」(アニメート;生命を吹き込む)の語源は共に「anima」(生命; 魂)であり、「animism」(精霊崇拝)と「animation」(アニメーション)の関係性に興味があった。卒業制作作品「可畏キモノ」は、その3つのキーワードの中間に位置するアニメーション作品である。
本作品は、「ドローイングアニメーション」と「ジェネレーティブ(生成、生殖的)な表現」、この二つの要素の融合により成り立っている。発生から消滅までのひとつづりのドローイングアニメーションをひとつの単位とし、それを平面、立体、時間軸上で配置、造形、構成することにより生成される映像作品である。

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