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ギャラリー
ウェブスカイドア 未来篇
1979年
福岡県生まれ 武蔵野市在住
2002年
成安造形大学卒業
[ 展覧会 ]
2002年
GEISAI2出展
2003年
Free Art Free
T-creation vol.2 出展
2003年
某アパレルメーカーより
Tシャツ発売
2004年
CD-Rラベルアート展出展
ラッキーを捕まえろ !!
スロットをしてみたい
スロットライオン
ツイてないナマズ
小さいのが
一番良く切れるっちゃないと?
指輪とカメ
みんなで風呂そうじ
Let's 農作業
芋掘りボウズ
とうげん
「楽しんで描けば、見る人にもその気持ちが伝わるはずです」と、とうげんはキッ パリ言う。当たり前といえば当たり前に思えるこの言葉も、とうげんの口から発せら れると、妙に説得力をもって聞こえてくるから不思議だ。頭ではわかっていても、な かなかそうはいかないのが現実である。彼にしても、初めからそれを実践してきたわ けではない。彼も以前は、「カッコイイ絵」を目指して突っ張っていたそうだ。その うち、いつしか「力」を抜くことを覚えた。モノクロームだった画面に色彩が現わ れ、そこに田舎で過ごした少年時代のさまざまな記憶が加味されて、楽しさが全面を 覆うようになっていった。 白い紙を前にして、とうげんは四方八方へと想像の翼を広げてゆく。「もしも、こ んなだったら…」と。 空想は空想を呼び、とんでもない方向へと発展する。四ツ葉のクローバーからラッ キーのLの頭文字が逃げ出したり、風呂場をピカピカに掃除してくれるありがたいお じさんが登場したり、画面の中にはユーモラスな光景が展開する。それぞれの絵にま つわるエピソードを聞いていると、思わずクスッと笑ってしまう。とうげんの、そん な他愛無い空想の世界は、少年の頃と少しも変わっていないようだ。 「物語を絵にする」。でも、それだけで人を楽しませることができるだろうか。彼 の偉いところは、見る側にも自分なりのストーリーを紡がせる「ゆとり」あるいは 「すきま」のようなものを残してくれているところだ。だからこそ、こちらの想像力 がくすぐられて、楽しい気分になれるのだろう。
〜 池上ちかこ/美術ライター
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