建築の視点から映画を考える映画祭「建築映画館2023」が、2月23日より開催

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建築という視点から映画を考える映画祭「建築映画館2023」が、2月23日から2月26日まで東京・新宿のアンスティチュ・フランセ東京にて開催される。

建築に関する映画19作品を選定し、「都市」「構造」「図面」「建築と人物」「アーカイブ」の5つのテーマに分けて上映される同映画祭。日本初上映となる作品には、『プロパティ』『Silent Witness』の2作品、字幕付き上映が日本初となる『ロサンゼルスによるロサンゼルス』が予定されている。なお『プロパティ』には、のちに『ドラッグストア・カウボーイ』などで知られるようになる若き日のガス・ヴァン・サントが録音技師として参加している。

そのほか、1月5日に急逝した実験映画の大家マイケル・スノウ唯一の劇映画『SSHTOORRTY』、黒沢清や溝口健二といった日本劇映画の巨匠による作品、シュルレアリスムのアーティストであるマン・レイの映像作品、ジェリー・ルイスのコメディ作品など、バラエティに富んだ作品群が上映され、「建築」という視座から見直していく。

また、映画祭初日には「現代建築映像にまつわる対話」と題したオープニングイベントがおこなわれるほか、会期中は美術監督、建築家など映画・建築双方の分野からゲストを招待したトークショーが上映とあわせて開催される。

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