アブソリュート・チェアーズ

アブソリュート・チェアーズ

埼玉県立近代美術館にて、「アブソリュート・チェアーズ」が2024年5月12日まで開催されています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

開館当初からデザイン椅子の名品を館内に設置してきた「椅子の美術館」が、従来のデザイン椅子展とは異なる新しい視点から「椅子」というテーマに挑みます。

椅子は多くのデザイナーや建築家の創造性を刺激する絶対的なテーマであると同時に、アーティストにとっても魅力的なモチーフとなってきました。玉座のように権威の象徴となることもあれば、車椅子のように身体の補助となることもあり、電気椅子のように死や暴力とも無縁ではない椅子。また、私たちが椅子に座って向き合えば、そこには関係が生まれます。この上なく身近でありながら、社会や身体との密接な関わりの中で幅広い意味や象徴性をまとった椅子は、まさに究極の日用品と言えるでしょう。

アーティストたちは椅子のもつ意味をとらえ、作品を通じて社会の中の不和や矛盾、個人的な記憶や他者との関係性などを浮かび上がらせてきました。アートのなかの椅子は、日常で使う椅子にはない極端なあり方、逸脱したあり方によって、私たちの思考に揺さぶりをかけます。

本展覧会は、主に戦後から現代までの美術作品における椅子の表現に着目するものです。椅子をめぐる国内外の平面・立体・映像作品83点を紹介し、アートのなかの椅子の機能や含意を読み解きます。

【関連イベント】
●檜皮一彦(本展出品作家) ワークショップ「walkingpractice」
日程:4月21日(日)
※事前申込制
※詳細は公式ホームページにてお知らせします

●担当学芸員によるギャラリートーク
日時:3月23日(土)、4月13日(土) 15:00~(30分程度)
場所:2F 企画展示室
参加費:企画展観覧料が必要

開催期間 2024/02/17(土)~2024/05/12(日)
時間 10:00~17:30(入場は閉場30分前まで)
休館日 月曜日(4/29、5/6は開館)
入場料 一般1,300円/大高生1,040円/中学生以下および障害者手帳等をご提示の方(付き添いの方1名を含む)は無料
参加アーティスト フランシス・ベーコン、ミロスワフ・バウカ、ハンス・オプ・デ・ビーク、ダラ・バーンバウム、ミシェル・ドゥ・ブロワン、副産物産店 他
会場
  • 埼玉県立近代美術館
  • 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
会場電話番号 048-824-0111
会場URL https://pref.spec.ed.jp/momas/
詳細URL https://pref.spec.ed.jp/momas/2023absolute-chairs