感性を刺激するクリエイティブなマーケット「場と間 vol.09」、今年は東京タワー近くで開催

デザインやアートで感性を刺激するマーケット「場と間」。2010年から始まり、9回目を迎える今回は、10月9日(金)~10日(土)の2日間、東京タワー下に位置する多目的スペース「STAR RISE TOWER(スターライズタワー)」で開催されます。JDNでは、ひと足早く取材に行ってきました。

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アートカルチャーを発信するギャラリースペース「ROCKET」と「場と間」がタッグを組んだ“大人のための”新感覚マーケットや、インテリアショップがメーカーと共に行うライフスタイル提案、食品や器、雑貨などさまざまなアイテムが並びます。

注目は、インスタレーション「IKILU」。クリエイティブディレクターの戸村亜紀氏が全体のコンセプトやディレクションを担当しています。“森と都市”をキーワードに、生きることを問いかけるような作品が展示されています。

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会場に入ると超巨大な「なまはげ」がお出迎え。なまはげもインスタレーションのひとつ。制作は、クリエイティブスタジオklokaが担当しています。顔に開いた穴はなんと顔ハメ用で、記念撮影できるようになっています。

約70ブランドの出展の中から、JDN目線で思わず立ち止まってしまった商品を紹介します。

バースデーキャンドル / GRASSE TOKYO

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年齢を言うのが少し気恥ずかしくなった大人の方にぴったりのバースデーキャンドル。数字が控えめに入っていて、さらに「!?」も一緒に付ければさらにオブラートに。可愛くもシュールなキャンドル。

お香 / hibi

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ただのマッチのように見えますが、実は「お香」。マッチのように箱の側面で擦り、火をつければ自然の香りが立ちのぼります。実はお香の部分は黒い柄のところ。擦る際に折れないようにという硬さの塩梅が難しく、開発には3年くらいかかったそうです。

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香りは全部で5種類。写真は右から、レモングラス、ラベンダー、イランイラン。その他はゼラニウムとティーツリー。

WHO with IDÉE

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インテリアブランド「IDÉE」と、デザイン集団grafによる壁紙ブランド「WhO」が共同で出展。アートディレクターの服部一成氏や、写真家のノモトヒロヒト氏によるパターンなど、色や柄が豊富に取り揃えられている。服を選ぶようにもっと壁紙を自由に選んでほしいというメッセージを込め、壁紙が服のように展示されていました。

TEA TIME TAILOR

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“お茶の時間”を提案する「TEA TIME TAILOR」。デザイン会社DRAWERが立ち上げた紅茶のブランドです。

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「MIDNIGHT WORKING」は、深夜どうしても寝てはいけない時に目をすっきりさせてくれるような味。「FRIDAY NIGHT」は、ブラックペッパーが入っていたりと、思いっきり“花金”を楽しめるような刺激的な味です。

他にもマーケットでは、クリエイターが手掛けるZINEや個性豊かな雑貨、アート作品がそろい、インテリアショップACTUSが展開するジビエレストラン「SØHOLM」による限定ジビエバーガーや、シングルオリジンにこだわるコーヒー店、クラフトビールの移動販売店など、その場で食べられるフードとドリンクも充実しています。

ビジネス関係者だけでなく、入場券を公式ホームページもしくは当日受付で購入すれば、一般の方も入場もOK!「場と間」は、インスタレーションやさまざまな商品が並び、自分の中に眠った感性が刺激されるような展示会。芸術の秋にさまざまな角度でライフスタイルに触れられるマーケットに行ってみてはいかがでしょうか。

【場と間 vol.09】
会期:2015年10月09日(金)~2015年10月10日(土)
時間:9日(11:00~19:00)/10日(11:00~17:00)
会場:STAR RISE TOWER 5F (東京タワー下)
入場料:500円(税込)
HP:http://www.batoma.com/