味わいたい

心を動かす色使いや味、デザインで私たちを魅了するお菓子

とらや季節の生菓子・葛製「水仙夏の霜」

月の光が明るく地上を照らす様子を表現したお菓子

とらや季節の生菓子・葛製「水仙夏の霜」

室町時代後期に京都で創業した、老舗和菓子ブランドの「とらや」。伝統的な技術を継承しつつ、時代に合わせた和菓子をつくり続けています。

今回ご紹介するのは、夏の暑さをじわじわ感じる時期に食べたくなる、見た目も涼やかな薄いピンク色の葛製「水仙夏の霜(すいせんなつのしも)」です。とらや広報の奥野容子さんに、このお菓子の特徴についてお聞きしました。

■商品のコンセプト・特徴

葛製「水仙夏の霜」は、紅餡を包む葛生地が月光を思わせるお菓子です。

一般的に霜と聞くと冬をイメージしますが、「夏の霜」とは、夏の夜に霜が降りたように、月の光が明るく地上を照らしている様子を表した言葉です。7月15日までの販売となる、この時期限定の涼しげな一品です。

なお、「水仙夏の霜」がはじめてつくられたのは明和7年。当時は「夏のしも」という名前で販売されました。

※水仙:葛製を表す言葉

水仙夏の霜

価格(税込) 486円
販売期間 2021年7月1日〜7月15日

※取扱店:【関東地方】赤坂店、東京ミッドタウン店、帝国ホテル店、日本橋店、新宿伊勢丹、玉川髙島屋S・C、アトレ目黒1、横浜そごう、TORAYA TOKYO【中部地方】御殿場店【近畿地方】京都一条店、京都四條南座店、京都髙島屋、大丸京都店