家具とITを融合させた新しいプロダクトを生み出す、IoT家具ベンチャー「KAMARQ（カマルク）」。“音×家具”をコンセプトに、テーブルとスピーカーを組み合わせたプロダクト「SOUND TABLE」は、天板全体がスピーカーになる新技術を使っており、空間全体に音があふれる体験ができる。

デザインを監修したのは、建築家・鄭秀和さんが代表を務めるインテンショナリーズ。デジタルライフには欠かせないコンセントケーブルとUSBポートのあり方まで徹底検証し、美しく使いやすいデザインを追求した。デルタ（三角形）型の脚は、無垢材から彫られた細かいスリット入っており、立体感と個性的な印象に仕上がっている。

また、専用のアプリケーションを使って居住地域を登録すれば、位置情報から取得した天気予報データから天気に合わせたサウンドを奏でることもできる。たとえば、突然雨が降ってきたときや雨が上がったとき。そのタイミングをそっと知らせる心地よいサウンドが、「SOUND TABLE」を通して部屋に響く。使い方によって楽しみ方が広がっていくあたらしい家具だ。