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太陽の光によって映し出される日時計

株式会社100percentが運営するプロダクトブランド「Perrocaliente(ペロカリエンテ)」から、新商品「undial(アンダイアル)」が発売。

「undial」は窓辺に置くことで太陽とコミュニケーションをするためのツール。日光が円柱レンズを通り、テーブルに時を映し出す。大まかな時刻だが、「日時計」の役割を果たす。使用する国やエリア(北緯)にあわせて、5つのタイプを展開。日本国内では、沖縄、本島、北海道の3つに分かれる。商品名のアンダイアル(undial)は、文字盤 (dial)の無い(un)日時計(sundial)という特徴から名付けられた。

デザインは大阪を拠点に活動するプロダクトデザイナーの林篤弘が担当。金属部分は真鍮とステンレスの2種、それぞれ光沢ありとマット仕上げの2タイプを用意し、オブジェとしても美しい仕上がりだ。1日のわずかなひとときでも、太陽が映し出す時刻を読み取ることで太陽の存在や天体の動きに触れ、自然の営みが感じれるプロダクト。

株式会社100percent 代表取締役・坪井信邦さんのコメント
プロダクトデザイナーの林篤弘さんから日時計の提案があったのは2017年でした。より正確なものが求められるデジタル社会の中で、日時計がどのような形になるのか、私にとっても楽しみなプロジェクトとなりました。

自然現象を取り組んだ「undial」は、あやふやな時間を表示するからこそ、移りゆく時間をより意識し、気持ちの余裕も問いかけてくるものだとも思います。メーカー側にとっても、理想の価格帯に落としこむことができました。

Perrocaliente

2010年スタート。「わかりやすい、親しみやすい」をコンセプトにしたプロダクトブランド。代表的なプロダクトは「Tempo Drop」 「Peti Peto」「MINUS DEGREE」。 ペロカリエンテとはスペイン語でホットドッグの意。愛嬌のある響きと語源のゆるさからブランド名にした。

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サイズ 直径35×全長148mm(平置時)
タイプ 25°、35°、45°、55°、65°
素材 ステンレス/真鍮
生産国 インド
価格(税別) 4,000円