THINGLASS×荒岡眼鏡 特別モデル「#TOKI_TA01」

江戸切子の着色方法にならって生まれた、美しい色のレンズ

アイウェア専門店「ブリンク外苑前」、「ブリンク ベース」を運営する有限会社荒岡眼鏡と、サングラスブランド「THINGLASS(シングラス)」が協業し、特別モデル「#TOKI_TA01(#トキ_ティーエーゼロワン)」を発売する。

今回のコラボレーションモデルでは、「THINGLASS」の人気モデル「TOKI」のクリアカラーのフレームに、オーエムジー株式会社のレンズカラー「オールウエザーローズ」を組み合わせた。「オールウエザーローズ」は、オーエムジーの創業者・堤正巳が、1970年代に約5年の歳月をかけて開発したカラー。伝統工芸の江戸切子の着色方法にならい、ガラスの素材に「金」を入れることで、淡くて美しいピンク色が生まれた。この色は、全天候に対応するとともに、人の眼が眩しさを感じる波長をカットする効能があるため、1980年代にはスキー用のサングラスにも多用された歴史がある。

レンズの色を引き立たせつつ、光が射した時にフレームのカラーがレンズの色に干渉しないためには透き通るようなフレームカラーが最適だと考え、クリアカラー(トランスペアレント)のフレームを採用した。

「THINGLASS」ディレクター・堤友厚さん(オーエムジー株式会社3代目)のコメント
「オールウエザーローズ」レンズについては祖父がカラーを開発し、会社の歴史上でも大ヒットした特別な製品だとよく聞かされていたので、特別な物だという思いは漠然とありました。ただ、今回コラボレーションさせていただいたことで、改めて「オールウエザーローズ」レンズの歴史や開発経緯について考える機会が増え、むしろ荒岡さんにこのレンズの価値について教えていただいたような気がします。タイミング的に祖父と同時期に仕事をしたことはなかったのですが、今回、一緒に仕事ができたような気分です。

THINGLASS

モノとしての美しさ、機能美を追求したサングラスを現代に提案するべく、ディレクターの堤友厚によって、2016年にスタートしたサングラスブランド。サングラスを通して、ガラスレンズの特性を提案している。ブランドディレクター・堤友厚は、1943年創業の光学ガラスメーカー「オーエムジー株式会社」の3代目である。現代的な感覚と機能性ガラスの技術力を交錯させ、「薄くて軽く、さまざまな光学特性を持ったガラスレンズ」を開発。フレームの意匠設計は、アイウエアデザイナー・榎本郁也(ONLYGOODFORMS)が担当している。

#TOKI_TA01

レンズカラー ALL WEATHER ROSE(オールウエザーローズ)
フレームカラー transparent(トランスペアレント)
販売本数 限定20本
販売店舗 ブリンク外苑前、ブリンク ベース
価格(税別) 35,000円