東京都が主催する、2026年度「東京ビジネスデザインアワード(TBDA)」の参加企業のテーマ全8件が発表され、テーマに対するデザイン提案を2026年10月27日まで募集している。
「東京ビジネスデザインアワード」は、都内中小企業が持つ高い「技術」「素材」などのテーマに対して、優れた課題解決力と提案力をあわせ持つデザイナーとの協業を通じ、新商品や新規事業の開発を促進するアワード。東京都が都内の中小企業活性化策として主催し、公益財団法人日本デザイン振興会が企画・運営を行っている。
同アワードでは、企業とデザイナーのマッチングを実施し、マッチングが成立したものをテーマ賞として発表後、テーマ賞の中から公開審査を経て、最優秀賞・優秀賞が決定する。また、審査の段階から審査委員会がコンサルテーションを行い、テーマ賞に入賞したデザイン提案の実現に向けて事業化の支援が受けられる。デザイン・知財・契約・流通・広報など、多面的な支援体制が3カ年度にわたり継続提供される。
2012年のスタート以来、総企業テーマはのべ140件以上、企業とデザイナーのマッチングからはじまったTBDA発の事業として、国内外で100万個以上を売り上げるヒット商品や、グッドデザイン賞受賞製品など30件以上の実現化、協働事例が生まれている。
2026年度のテーマには、以下8件のテーマが選出された。
【テーマ】テーマ名(企業名)
1. 複雑・微細な⾦属形状をスピーディーに成型できるラバーキャスト(株式会社エーケーダイカスト⼯業所)
2. プラスチックに準じた扱いが可能な⾼⽊材混合率の循環型素材(菱華産業株式会社)
3. ⾊彩表現を拡張できるオンデマンドメタリックカラー印刷と特殊加⼯(株式会社サン・ブレーン)
4. 薄板や⼩物の精密⼯作を得意とする⾦属プレス加⼯技術(篠原⼯業株式会社)
5. ⼿吹きガラスの魅⼒を最⼤限に引き出すステンドグラス制作技術(株式会社エージー・クルー)
6. 庭⽊を廃棄せず循環させる植⽊事業(株式会社やましたグリーン)
7. 選別・洗浄が不要な混合廃プラスチックからのリサイクル技術(株式会社ピリカ)
8. スクリーン印刷技術の応⽤による多様な素材の質感表現(熊沢印刷⼯芸株式会社)
なお、募集期間中はデザイナー向けに、テーマ企業とのコミュニケーションデーや工場見学・会社訪問なども実施される。
https://design-award.metro.tokyo.lg.jp/award.html
デザイン提案募集期間:2026年9月2日(水)〜10月27日(火)23:59
応募資格:中小企業との協業に意欲を持つ、国内在住の個人またはグループ
応募費用:無料(ただし、通信費や提案の制作にともなう実費などは応募者負担)
賞・賞金:
●最優秀賞(1点)賞金100万円(企業、デザイナーにそれぞれ50万円)
●優秀賞(2点)賞金各20万円(企業、デザイナーにそれぞれ10万円)
●テーマ賞(1テーマにつき1点)
※審査の結果、該当なしとなる場合あり
■デザイナー向け・テーマ企業とのコミュニケーションデー
テーマを提示した企業と直接会うことができる「場」。事務局からの応募説明や、技術・素材のサンプルチェックが可能
日時:2026年9月15日(水)17:00~20:00
場所:東京ミッドタウン・デザインハブ
詳細・申し込み:https://design-award.metro.tokyo.lg.jp/news/2026/2609021/
■工場見学・会社訪問
デザイン提案応募を検討し、より深くテーマの素材・技術について知りたいという方を対象に、企業の工場見学(会社訪問)を実施
日時:2026年9⽉18⽇(⾦)〜10⽉2⽇(⾦)
※実施日時はTBDA公式サイトで参照、予約状況は公式Facebookでご確認ください。
詳細・申し込み:https://design-award.metro.tokyo.lg.jp/news/2026/2609022/




