インテリアデザイン事務所のFLOOATが、2024年4月1日にデザインの専門誌『Ilmm（アイエルエムエム）』を創刊した。

世界各国のデザイナーによるプロダクトやインテリアを軸に、建築やグラフィックを含めた幅広い領域を扱う同誌。ロングインタビューのほか豊富なビジュアルを中心に掲載する。発行は春と秋の年2回で、2024年秋の本格的な創刊に向けたプロトタイプである第0号『Ilmm #0』では、デザイナーのフォルマファンタズマ、サビーヌ・マルセリス、ポール・クールネ、セシリエ・マンツらが登場。巻頭ではベルリンを拠点とするゴンザレス・ハーゼAASをフィーチャーし、これから注目を集めそうな世代にもフォーカスしている。デザイナーの三澤遥による作品「ものうちぎわ」や、デザイン評論家の藤崎圭一郎によるエッセイも収録。

また、4月16日から21日まで開催のミラノデザインウィークにおいて、家具ブランドMASの展示「MAS-PROJECT HINOKI-」の中で『Ilmm #0』を閲覧可能だ。5月10日から19日は東京のデザインギャラリーLICHTで『Ilmm』の企画展「Design Journal #0」が開催される。

https://www.ilmm.club/