テーマは「生物多様性」、京都・東本願寺にて作品展示&茶席イベントが4月15日から開催

テーマは「生物多様性」、京都・東本願寺にて作品展示&茶席イベントが4月15日から開催

株式会社ロフトワークが運営する「FabCafe Kyoto」が、“生物多様性”をテーマにしたグループ作品展示と茶席イベント「Multispecies’ Tea Ceremony 一服と十人による庭園の解釈」を、2023年4月15日と4月22日に開催する。会場は、京都・東本願寺の飛地境内地の庭園「渉成園」の茶室「代笠席(たいりつせき)」。

渉成園は、仏教の教えでもある多様性を庭で実直に実践する植彌加藤造園(うえやかとうぞうえん)の庭師によって、生物多様性に配慮した管理が実践されている庭園。通常は非公開である茶室の内外には、生物多様性という軸で庭園を鑑賞するしかけとして10点の作品が展示される。

茶会では、野生のキノコを採集・培養したお茶「菌茶(Fungicha)」や、植物の葉を食べた蛾の幼虫の「糞」をお茶にした「虫秘茶(ちゅうひちゃ)」など3種類のお茶を提供。また、同イベントは慶讃法要中に開催されるため、夜のライトアップなど、さまざまな企画が実施される。

https://fabcafe.com/jp/events/kyoto/20230415-22-multispecies-tea-ceremony/