18組の表現者が舞台裏で踊る姿を撮影したプロジェクト「非日常を踊る」の写真展が、ロサンゼルスで開催

国際交流基金ロサンゼルス日本文化センターのWebサイトより 国際交流基金ロサンゼルス日本文化センターのWebサイトより

18組の表現者が自宅や稽古場などで踊る姿を撮影したプロジェクト「非日常を踊る」の写真展「Photo Exhibition Dancing Extraordinaire: Japanese Entertainers under the Pandemic」が、11月30日から2023年2月25日まで、米国・ロサンゼルスの国際交流基金ロサンゼルス日本文化センターで開催されている。

「非日常を踊る」は、2020年春に新型コロナウイルス感染症の影響ではじめて非常事態宣言が発令され、エンターテイメント業界が大打撃を受けるなか、フォトグラファーの南しずか、宮川舞子、葛西亜理沙の3名により同年7月から開始したプロジェクト。「コロナ禍の『いま』を切り撮ること」と「アートとドキュメンタリーの融合写真」の2つをコンセプトとし、タップダンサーや社交ダンサー、日本舞踊家などさまざまなジャンルの18組のダンサーが舞台裏で踊る姿を撮影した。

撮影された写真には、「本来なら表に出ることのない表現者たちの感情やパフォーマンスが、非常事態下で鍛えられ、舞台への情熱が再燃していく様子」がとらえられ、コロナ禍におけるエンターテイメント業界を記録する内容となっている。

なお、JDNでは本プロジェクトについて、2021年6月から2022年3月まで連載コラムとして全18回で掲載を実施。連載前のインタビュー記事では3名のプロジェクトにかける思いが語られている。

https://www.jflalc.org/event-details.php/83/dancing-extraordinaire-japanese-entertainers-under-the-pandemic