小石川植物園と建築家ユニット・KASAが手がける「小石川植物祭」が10月21日から3日間開催

「小石川植物祭」公式ホームページ キャプチャ 「小石川植物祭」公式ホームページ キャプチャ

東京大学大学院理学系研究科附属植物園(通称「小石川植物園」)と建築家ユニットのKASAは、「小石川植物祭」を10月21日から23日までの3日間開催する。

「街が植物園へやってきて、植物園が街へ広がっていく。」をコンセプトに、地域の店やギャラリー、クリエイターなどが植物園内で物販、展示、アートインスタレーションなどをおこなう同植物祭。

企画発起人のKASAはAleksandra Kovalevaと佐藤敬からなる若手建築家ユニット。3年前に小石川植物園近くに引っ越したことをきっかけに、同植物園を日常的に観察し続け、「植物と暮らし」が融合する祭を着想した。建築家の視点から、「地域と植物園をつなぎ、循環させていく」新たな場を目指している。

共同主催者の小石川植物園は、植物学の研究・教育の場となっている日本最古の植物園。同園は今回、やむなく破棄されている実や花がらなどの不要な植物を魅力的な商品やワークショップに生まれ変わらせることを目指すとともに、多くの人が楽しみながら植物の知識を広げ、植物園が地域の暮らしに寄りそうような身近な存在となることを期待する。

https://koishikawabotanicalfestival.org/