テーマは“いざなうデザイン”「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2023」が10月6日から開催
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2023/9/6 12:00
秋のデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2023(東京ミッドタウンデザインタッチ2023)」が、2023年10月6日から10月29日まで東京ミッドタウン各所で開催される。
「デザインを五感で楽しむ」をコンセプトにした同イベントは、今年で16回目を迎える。今回のテーマは「いざなうデザイン-Draw the Future-」。持続可能な社会に向かうなかで、新しい価値や仕組みが生まれている現代。より複雑に変化していく循環型の社会において、人々の心に寄り添いながら、自然や環境との関係を構築していくことの大切さが認識されている。同イベントでは、デザインが持つ力で、よりよい未来にするためのアイデアを体感できる。
メインとなるのは、広大な芝生広場を会場にした、建築家・浜田晶則によるインスタレーション「土の群島」。廃棄物として捨てられてしまう土を使用し、3Dプリンターなどを使った次世代の建築工法を通し、自然との対話をいざなう循環型インスタレーションとなっている。
![](https://www.japandesign.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2023/09/re230831_render_update_eye-levele-roof.jpg)
土の群島
そのほか、建築家ユニット・KASAによる、都心のガーデンで風を体感することで慌ただしい時の感覚から離れるインスタレーションや、デザインファーム・IDEOによる、視覚と聴覚で水資源問題への気づきを与えるインスタレーションなど、さまざまな展示やイベントを予定。
なお、今回のキービジュアルは、2023年のJAGDA新人賞を受賞したクリエイターの石塚俊を起用。風をテーマになびいて導かれるような様子が表現されている。