チームラボが全長112mの巨大な映像作品を、上海の地下鉄駅構内で常設展示

チームラボが全長112mの巨大な映像作品を、上海の地下鉄駅構内で常設展示

アート集団・チームラボによる全長約112mの作品《Gold Waves – Lujiazui Station》が、上海の陸家嘴(ルージャーズイ)駅構内で常設展示されている。

《Gold Waves – Lujiazui Station》は、上海の中心エリアに位置する陸家嘴駅にて、地下鉄2号線と、新たに開通した地下鉄14号線を結ぶ乗り換え通路に展示。同駅は、毎朝の利用者数が3万人を超えると言われる上海最大規模の主要駅で、長い乗り換え通路がチームラボによるアート空間に生まれ変わった。

同作では、コンピューター上の空間で三次元上の水の動きをシミュレーションし、波を構築。水を無数の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算して水の粒子の挙動で線を描き、三次元上の波の表層に線を描いている。そして、立体的に描かれた線の集合を、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化し、映像作品となった。

https://www.teamlab.art/jp/e/goldwaves_lujiazui/