安藤忠雄設計の図書施設「こども本の森 中之島」が2020年3月に大阪・中之島公園にオープン

安藤忠雄設計の図書施設「こども本の森 中之島」が2020年3月に大阪・中之島公園にオープン

建築家・安藤忠雄が設計・建設し、大阪府に寄付した図書施設「こども本の森 中之島」が大阪・中之島公園内に2020年3月1日にオープンする。

読書を通じて子どもたちに「生きる力」や「考える力」を身につけてほしいという安藤氏の願いからはじまった同施設。乳幼児から中学生までをメインターゲットに、絵本、童話、児童文学、小説、図鑑、自然科学書、芸術書など、さまざまなジャンルの本が、3フロア分の壁一面の本棚に並ぶ。中之島公園内への本の持ち出しも可能だ。

本屋・美術館などで編集型本棚を手がけるブックデイレクター・幅允孝(BACH)がクリエイティブ・ディレクション手がけ、本の種類や配架の方法にも工夫が凝らされている。その1つ、同施設にゆかりのある人の本を紹介するスペース「あの人の本棚」では、1人目として、京都大学iPS細胞研究所所長で同施設名誉館長の山中伸弥の本を紹介する。

https://kodomohonnomori.osaka/