伊東豊雄が設計を担当、長野県に新たな複合施設「信毎メディアガーデン」が4月28日から開業

©kuramochi+oguma ©kuramochi+oguma

信濃毎日新聞社が、長野県にある松本本社の移転新築にともない、市民に開放するコミュニティゾーンとショップゾーン、オフィスを備えた複合施設「信毎メディアガーデン」を、松本市の中心市街地に4月28日から開業する。

建物はルーバー状の外壁と木製の窓枠が特徴的で、長野県下諏訪町で育った世界的な建築家・伊東豊雄が設計を手がけた。同施設は、1階の「ホール」や屋外広場の「スクエア」をはじめ、3階の「スタジオ」や「キッチン」、2・3階の「テラス」など、演奏会や演劇、展示会など多彩な催しが可能な多目的スペースを構え、市民活動や多文化交流、文化発信の拠点を目指している。また、4・5階には信濃毎日新聞社松本本社と、同施設の開業に合わせて創刊される「MGプレス」の編集室が入居する。そして、1~3階のショップでは、松本初出店の業態や、新業態も含めた飲食店や物販店、外国語学校など合計11店舗がオープン。市民をはじめ、国内外の観光客が気軽に足を運べる複合施設として、松本に新しい価値を提案していく。

設計・監理:株式会社伊藤豊雄建築設計事務所
施工:北野建設株式会社
商業ゾーンコンサルティング:株式会社パルコ
テナント内装管理:株式会社パルコ、株式会社パルコスペースシステムズ
グラフィックデザイン:柿木原政広(株式会社10)
家具デザイン:藤森泰司(株式会社藤森泰司アトリエ)
コミュニティデザイン:山崎亮(studio-L)
商業ゾーンプロデュース:山田遊(method)

https://shinmai-mediagarden.jp/