クリスト&ジャンヌ=クロードらのダイナミックな手法の活動を紹介、「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」が6月23日から開催
既存の表現方法の垣根を超えた大胆な発想を実現するクリエイターたちによる「壮大なプロジェクト」を紹介する企画展、「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」が、6月23日から10月1日まで21_21 DESIGN SIGHTで開催される。
2016年6月、イタリアのイセオ湖を舞台に「フローティング・ピアーズ」を実現したクリストとジャンヌ=クロード。時には数10kmにもおよぶ野外空間や大都市の中の橋、国会議事堂などを作品へと変貌させるプロジェクトを実現してきた彼らを同展の出発点として、ダイナミックな手法で活動をおこなうさまざまな分野の作家が集う。
参加作家は、クリストとジャンヌ=クロード、石上純也、ジョルジュ・ルースなど。綿密な計画を練り、多くの人たちの協力と賛同を得ながらプロジェクトを実現する様子は、完成した広大なスケールの作品と合わせて、「そこまでやるか」という驚きに似た感情を見る人に呼び起こす。
展覧会ディレクターには、建築やデザイン、アートなど幅広い分野に精通するライターでエディターの青野尚子を迎え、会場構成協力は、成瀬・猪熊建築設計事務所が担当している。