アサヒビールのメセナ活動の発信拠点、東京・吾妻橋の「アサヒ・アートスクエア」が2016年3月末に閉館
2004年よりアサヒビールのメセナ活動の発信拠点として運営を開始し、2007年以降は「NPO法人アートNPOリンク」とパートナーシップを組み、「未来文化の創造」「市民とアートのつなぎ手として」「地域文化への着目、地域への広がり」という3つの事業方針に沿ったプログラムを展開してきた、東京・吾妻橋の「アサヒ・アートスクエア」が2016年3月末をもって閉館する。
広く若手アーティストに場を開き、美術、音楽、舞台芸術、映像、各種ワークショップなど、様々な機会を通じて社会の人々にアートに触れる機会を提供してきた「アサヒ・アートスクエア」だが、同スペースが入居する「スーパードライホール」の建設から築26年が経て、老朽化が目立ってきており、ここ数年はホールとして運営するにあたり修繕や機器の入れ替えなどが頻発していた。