第274回 清水彩香 (アートディレクター・グラフィックデザイナー)

[桐山登士樹の推薦文]

清水彩香さんは、私が所長を務める富山県総合デザインセンターがプロデュースする「越中富山 美のこわけ」ブランドのアートディレクター。このブランド開発の間、お会いする機会が何度もあった。当初、テイストのすり合わせに時間を要したが、ものの見事に素敵なデザインにまとめていただいた。「越中富山 美のこわけ」は、今年6月からテスト発売を開始し、来年には多くの方に手に取っていただけるブランドにしたいと考えている。

清水さんのデザインは、熟考型でイメージが固まるまで時間を要するタイプに思えるが、一度イメージが固まると、生命を宿したように完成度が高まっていく。特にイラストレーターやアーティストにコンセプトイメージを伝えて、上手にまとめていくのが得意なようだ。書体の選択も人一倍熟考されている。引き続き清水さんと顔を会わせる機会が増えそうだが、さらに飛躍し、活躍してほしい。

デザインディレクター桐山登士樹

桐山登士樹(デザインディレクター)

デザインの可能性を探っていきたい。そんなことを考えて30年。さまざまなプロジェクトを通じて、デザインの力をアピールしています。

清水彩香(アートディレクター・グラフィックデザイナー)

清水彩香(アートディレクター・グラフィックデザイナー)

1988年神奈川生まれ。2012年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒。good design companyとBLUECOLORを経て、2017年独立。相模女子大学非常勤講師。

社会の中でデザインしていくことに責任を感じながら、良いものを作りたいと切に願っています。関わる方々と対等に話し合い、可能な限り環境に負荷を与えない方法を探りながらお仕事をしています。

https://ayaka-shimizu.com/